新しい白癬菌(水虫の原因菌)によるタムシ・シラクモ

ここ数年、日本各地でトリコフィトン・トンズランスという新しい水虫菌が外国から持ち込まれ、柔道をはじめとする格闘技選手の間で流行しているようです。

この病気は特殊な病気ではありません。

実際に神奈川県下でも発症しており、格闘技選手のみならず、家族内感染により主婦の方にも感染が報告されています。

格闘技をしないからといっても他人事ではないということです。
正しく理解すればこわい病気ではないのですが、治療を怠ると保菌者となって感染源となってしまいます。

白癬菌はヒトの角質層(アカ)・毛・爪などの主成分であるケラチンという蛋白質を食べて寄生するカビの1種になります。

足にできると水虫、股にできるとインキンタムシ、体にできると(ゼニ)タムシ、頭にできるとシラクモと呼ばれています。

この新しい水虫菌は体・頭に寄生しやすいため、タムシ・シラクモという症状をおこすのです。
タムシは少しかさかさした、リング状の紅い発疹というのが典型的です。

しかし、この水虫菌による場合には症状が軽く、擦り傷やかぶれと思われることも少なくありません。

格闘技の性質上、顔・首・上半身に主にみられています。
シラクモはふけやかさぶたが少しできる程度の症状の軽いものや、black dotといわれる、毛が途中で切れ、毛穴の部分が少し盛り上がって黒く広がるといった症状を呈することが多いとされます。
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    Filed under: 白癬の治療 — mizu 7:27 AM